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ヒント, アドバイス
Instagramで新しいターゲット層を開拓するには
投稿者: Instagram Business Team
Tokyo, Japan
昨年の5月に国内利用者のInstagram活用の現状を紹介しましたが、2018年の秋に定量調査、定性調査を実施しました。その最新動向をふまえ、マーケターのみなさまへInstagramを活用するヒントをご紹介します。
- 3300万 国内の月間アクティブアカウント数1
- 女性57% 男性43% 男女利用率2
- 43% Instagramを去年と比べてさらに活用するようになった割合3
- 70% 日本のデイリーアクティブアカウントのストーリーズ利用率4
- 20倍 2年前からのストーリーズ投稿数の増加率5
- 3倍 ハッシュタグ検索回数の対グローバル平均比較6
- 87% Instagramで興味関心のあるコンテンツを見たり共有している割合7
- 80% Instagramでビジネスアカウントをフォローしている割合8
- 33% テレビを毎週は視聴しないと回答している割合9
- 57% テレビCMでよく見かけるブランドをInstagramで見ることに対して好意的と回答している割合10
- 9% テレビCMと同じ広告クリエイティブを、モバイルフォーマットの広告でも見たいと答えているのは1割以下11
男女問わず、世代を超えたコミュニティが存在しています。
Instagramは若年層や女性にのみ使われていると思われがちですが、実は女性が57%、 男性が43%と、男女問わず活用されています。ご担当されているブランド、商品、サービスのターゲット層を明確にし、Instagram上で、認知度を高め、ファンを増やし、ブランドストーリーを広めましょう。
モバイルに適したクリエイティブで、相互にコミュニケーションを図りましょう。
Instagramのさまざまな機能や製品を使って、新しいコミュニケーションの方法をテストすることができます。例えば、モバイルに最適の縦型のクリエイティブでメッセージを訴求できるストーリーズには、アンケートスタンプなどインタラクティブ要素があり、消費者の声を直接聞くことができます。
テレビCMとInstagram広告を効果的に併用しましょう。
日本人の3人に1人はテレビを毎週は見ていないという調査結果が出ています。テレビCMとInstagramを併用活用することで、テレビをあまり視聴しない層へリーチしたり、テレビCMとInstagram広告の重複接触によるメッセージの強化を実現できます。そして、オンライン上だからこそ広告を見た後に、検索、購入などの行動に結びつけることができます。
日本でのInstagramの月間アクティブアカウント数は3300万以上となり、国内での利用がますます増えています。Instagramは、人々がインスピレーションや興味関心にまつわる発見を求めて集まる場所です。
調査では、43%がInstagramを去年と比べてさらに活用するようになったと回答し、ますますInstagramの利用が加速しています。この成長には、Instagramストーリーズの人気や、インタラクティブ要素、ショッピングの機能などが貢献しています。日本のデイリーアクティブアカウントの70%がストーリーズを利用し、ストーリーズの投稿数は2年で20倍に急増しています。また日本ではハッシュタグの検索がグローバルの平均の3倍も使われるなど、Instagramでインスピレーションを受け、興味関心のあるコンテンツを発見するのに使われています。
日本の調査対象者は、世代に関わらず、Instagramを1日に複数回利用しています。87%が、Instagramで興味関心のあるコンテンツを見たり共有しています。大阪府在住38歳の女性は、ファッションや趣味のテニスに関すること、子育ての様子を投稿をし、日記代わりにInstagramを活用されています。東京都在住49歳の男性は、Instagramで気になる車のメーカーを複数フォローし、次に購入する車種を検討されています。
調査対象者のうち、1日に複数回Instagramを利用する人の割合
- 69% 18-24歳
- 57% 25-34歳
- 45% 35-44歳
- 37% 45-54歳
- 35% 55歳以上
Instagramを利用する目的として、日本の調査対象者は、最新トレンドの把握、有名人との交流、インスピレーションを受けるためと回答しています。
Instagramを利用する目的
- 最新トレンドの把握
- 有名人との交流
- インスピレーションを受ける
- 友達との話題作り
- 家族や友達との交流
ビジネスによるコンテンツは、消費者からの関心が非常に高く、ビジネスアカウントをフォローしている割合は80%にもなります。またInstagramで広告を見ると、ブランドへの関心が高まると50%が答えています。このようにInstagramは、ビジネスからの情報収集に使われています。また、Instagramで見ている写真や動画として、ブランド・企業からのコンテンツは、著名人やインフルエンサーからの投稿と著しい差異はなく、注目度が高いということが分かりました。
Instagramで見ている写真や動画
ブランドからの投稿は、著名人やインフルエンサーからの投稿と同等以上見られている。
- 42% ブランドからの投稿
- 41% 著名人からの投稿
- 39% インフルエンサーからの投稿
日本の調査対象者の3人に1人が、テレビを毎週は見ないと答えています。テレビCMとInstagramを併用活用することで、テレビをあまり視聴しないターゲット層へリーチしたり、テレビCMとInstagram広告の重複接触によるメッセージの強化を実現でき、これまで以上にビジネスがInstagramで高い成果をあげています。
- 33%がテレビを毎週は視聴しないと回答
Instagramではブランドと直接つながったり、Instagramからすぐに行動を取ることができます。また、テレビCMと違った角度から商品について知ることができ、購入につながったという声があります。実際に、83%の調査対象者がInstagramの広告がきっかけで、行動を起こしたことがあると回答しています。
これまではテレビCMでよく見かけていたブランドを、Instagram広告で見かけることに対しては、好意的であると、半数以上(57%)が答えています。しかしながら、テレビCMと同じ広告クリエイティブを、モバイルでも見たいと答えているのは1割以下(9%)と低く、フォーマットを考慮してクリエイティブをプランすることが、改めて重要であることを表しています。Instagramストーリーズ広告なら、既存のクリエイティブ素材をそのまま使っても、自動変換機能で没入感のあるフルスクリーンのコンテンツの展開ができ、商品やサービスを魅力的に紹介することができます。利用が急拡大しているInstagramストーリーズを、ビジネスで活用してみましょう。
出典(特記がないもの):
定量調査: Ipsosによる「プロジェクトInstagram」 (アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、フランス、インド、イタリア、韓国、トルコ、英国、米国在住の13〜64歳、および日本在住の18〜64歳の2万1,000人を対象としたFacebook委託調査) 2018年11月実施。すべての調査対象者は1週間に1度以上Instagramを利用。
定性調査: LRWTonicによる「Instagrammers on Brands」(オーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、フランス、日本、韓国、米国、英国在住の18歳以上の70人に実施したインタビュー) 2018年11月実施。すべての調査対象者は1日に複数回Instagramを使用。
投稿者: Instagram Business Team
Tokyo, Japan