Instagramはスポーツとも相性抜群です。どちらも世界中の注目を集め、興奮と感動を与え続けているという共通点があります。特に大きなスポーツイベントの時期は、フィードにもStoriesにも人々の情熱があふれ、他では見られないような連帯感を生み出します。たとえば今年のスーパーボウルでは、全世界で5,300万人が試合をフォローしたり、結果予想をシェアしたり、印象的なプレーにコメントしたりしました。そこから発生したアクションは全世界で1億9,800万件にものぼります。¹

8億人を超える利用者のうち、スポーツファンを自認するのは2億4,300万人。²Instagramは好きな選手やチームとつながり他のファンを見つけるための定番プラットフォームとなっています。試合の結果速報やハイライト、限定公開の動画が見られる確かな情報源というだけでなく、世界の人気アスリートのプライベートを垣間見る手段でもあります。Instagramがスポーツファンを対象に行ったアンケートでは、54％が「好きなチームや選手の日常を見る手段としてInstagramを使っている」と回答しました。³そこに目を付け、アスリートと提携してブランド認知キャンペーンを展開している広告主もいます。

Instagramの特色は、共通の趣味を持つ人同士が、国や国境を超えて世界規模の活発なコミュニティを築いているという点です。スポーツはその中でも特に大きなコミュニティを形成していおり、もちろんウィンタースポーツも非常に人気があります。今年は韓国で2週間半にわたり開催された冬期競技大会では、期間中、試合の名場面や感動の一コマの映像がInstagramで盛んにシェアされました。現地に行った人も、家で観戦した人も、モバイル機器を通じて同じように感動を分かちあうことができたのです。

このように、スポーツ観戦の形は時代とともに進化しており、特にここ4年の変化は顕著です。大きな要因としては、ファンの間でより信頼性の高い生の情報へのニーズが高まったこと、モバイルでの動画ストリーミング品質が飛躍的に向上したことが挙げられます。Instagramでも質の高い動画コンテンツを求める人が増えており、スポーツ分野では特にそれが顕著です。スポーツは非常に動画向きのエンターテイメントです。事実、スポーツ分野の動画の再生数やシェア数は膨大なもので、200か国から25万本以上のアップロードがあり、他分野の2倍以上も再生されています。⁴

スポーツファンは好きなブランドとInstagramでつながりを持つことを歓迎します。事実、53%の人が「好きなブランドはソーシャルメディアでフォローする」と言っています。⁵つまりソーシャルメディアはブランドストーリーを伝える格好の場ということです。韓国の冬期競技大会では、Trident (@tridentgum)やMiller Lite (@millerlite)などが、タイムリーな話題にからめてブランドの個性を誠実に伝えるコンテンツで、スポーツファンに新鮮な形のアピールを行うことに成功しました。

次の大きなスポーツイベントといえばロシアで開催されるサッカーのワールドカップです。Instagramはふたたび世界中のスポーツファンによる投稿で盛り上がることでしょう。スポーツファンにリーチするのに理想的なプラットフォームであることに気づき、活用しているビジネスも増えています。

たとえば、Under Armour (@underarmour)、Gatorade (@gatorade)、LA Kings (@lakings)などもInstagramコンテンツを通じて業績につながる成果を上げています。それぞれの成功事例はこちらをご覧ください。