世界中のあらゆるビジネスがInstagram広告を掲載できるようになり、中小企業は、簡単かつ効果的に消費者にリーチして引きつけられるこの方法を活用するようになっています。

アカウント開設以来、英国のフラワーショップBloom & Wildは、ビジネスのストーリーを反映させたコンテンツをシェアし、興味を持った人々とプラットフォームで交流することにより、関心が高く反応のよいコミュニティをアカウントに引きつけてきました。Bloom & Wildは、9月にInstagramがあらゆるビジネスが広告を利用できるようにしたとき、店に興味を持つ可能性が最も高いターゲット層に一層大規模にリーチできるこのチャンスに飛びつきました。同社は特に、広告にコールトゥアクションボタンを付けて消費者をウェブサイトに誘導できる機能に期待しました。

Bloom & Wildは、Facebookのセルフサービス型広告インターフェイスであるパワーエディタを使って独力でInstagramキャンペーンを設定、掲載して、結果を追跡しました。Power Editorはすぐに使いこなせるようになり、オリジナルの画像をインポートして広告を掲載しました。キャンペーンで期待する結果を得るために、狙いどおりの相手をターゲットにする、複数のフォーマットをテストしてどれが一番適しているか判断する、ビジネスのストーリーを表現したコンテンツにする、という3つの重要なポイントに力を注ぎました。

キャンペーンで同社のビジネスに最も強い関心を持つ人々にリーチするため、Bloom & Wildはパワーエディタの類似オーディエンス機能を使って新しい顧客ベースをターゲットにしました。類似オーディエンスの作成は、既存の顧客ベースのメールアドレスをアップロードするだけでできました。これで、Instagramの正確なターゲティングインサイトにより、行動や性質が似通った新しい人々をターゲットにすることができました。

複数の広告の目的やフォーマットを利用して、Bloom & Wildは、ウェブサイトへのトラフィックを誘導するためのウェブサイトクリックキャンペーンを実施することにしました。写真広告と動画広告をテストし、[購入する]のコールトゥアクションボタンを付けて、花束を注文できるサイトに人々が直接アクセスできるようにしました。

どの広告素材が広告を見る人の心に最も響くのかを判断するために、Bloom & Wildは花束の商品写真、ユニークな包装、花を楽しむ顧客の姿など、複数の画像をアップロードしました。また、花が配達されて包装が解かれるさまを見せる動画も複数テストしました。Instagramの広告インターフェイスを使うと、どの素材を使ったら反応が一番多く、最も売上を伸ばせたかを簡単に判断できました。

Instagram広告を使うようになって、Instagramでの反応やサイトでのアクションが増えました。花束の注文は62%も増加し、たくさんの新規顧客がアカウントでコメントしたり店で花束を購入していることが分かりました。リアルタイムで結果を見られるパワーエディタの機能を使い、Bloom & Wildはキャンペーン期間中ずっと各広告の結果を追跡できました。

Bloom & WildがInstagram広告を使って獲得した顧客の反応と売上には目を見張るものがあります。他の中小企業からも成功事例を聞けることを楽しみにしています。