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ヒント, アドバイス

2019年8月20日

Instagramでブランド認知度の向上や販売促進につなげるには

投稿者: Instagram Business Team

Tokyo, Japan

Instagramで利用者がどのような購買行動をしているのかという点に注目し、定期的にInstagramを利用している人を対象とし、2018年の秋に定量調査、定性調査を実施しました。調査の結果、Instagramはブランドの認知度を高めるだけでなく、販売を促す効果のあるプラットフォームであることがわかりました。カスタマージャーニーの各段階において、利用者と効果的につながるために、Instagramをどのように活用できるか、マーケターのみなさまへご紹介します。ますます加速するInstagramの利用者の最新動向も合わせてご覧ください。

マーケターへのヒント

ブランドの認知向上や商品の発見につながるコンテンツ配信をしましょう

例えば新商品ローンチのタイミングでは、関連するハッシュタグを活用したり、ターゲットに合わせた広告を配信し、商品を見つけられやすくしましょう。親和性の高いインフルエンサーを起用したブランドコンテンツ広告発見タブ広告を利用することも有効です。

興味関心から行動につながるコンテンツを投稿しましょう

商品の詳細情報や、セールや期間限定の特典情報など、意思決定をサポートするコンテンツを配信し、購買につなげましょう。急成長中のInstagramストーリーズは、ウェブサイトへのトラフィックや、アプリインストールの促進など、さまざまなビジネス目的に効果的です。また、Instagramショッピングを活用すると、消費者が興味を持ったアイテムの詳細をすぐに確認でき、購買導線がスムーズになります。

Instagramは購買行動のあらゆる段階でタッチポイントとなります

Instagramは利用者がビジネスやブランドを発見する場所から、検索や購入などのアクションが起こり、ビジネスの結果に直結するプラットフォームへと進化し、購買行動のあらゆる段階で重要な役割を果たしています。利用者はブランドが配信するストーリーズやフィードの投稿からインスピレーションを受け、Instagramショッピングで商品を購入し、買ったものをストーリーズに投稿したりしています。これらのInstagram上の行動はいずれも、マーケターがアクションにつなげることができる、タッチポイントとなります。あらゆるタッチポイントで、消費者に求められている有益な情報提供をしましょう。

発見から購入までの全てのフェーズでInstagramを利用

  • 83% 新しい商品やサービスを見つける1
  • 81% 商品やサービスについて調べる2
  • 80% 商品やサービスを購入するかどうか決める3

Instagram上で見るブランドはポジディブな印象を持たれる

Instagramのアカウントがあるだけで、潜在顧客はブランドについてポジティブな印象を持つということが分かっています。調査対象者はInstagramを利用しているブランドに対し、楽しい(76%)、人気がある(74%)、有益な情報提供をしている(74%)、クリエイティブ(77%)、コミュニティの構築に熱心(72%)、といったイメージを持つと回答しています。4

Instagramを利用するブランドに対して持つイメージ

  • 76% 楽しい
  • 74% 人気がある
  • 74% 有益な情報提供をしている
  • 72% クリエイティブ
  • 72% コミュニティの構築に熱心

Instagramは購買につながるアクションを促す

利用者はInstagramで商品やサービスに出会ったり、トレンドになっているものを探し、興味のあるものについて更に詳細を調べ、購入を検討します。実際、Instagram上のブランドからのコンテンツはどのように役立つかという質問に対し、調査対象者の83%が商品やサービスの発見に役立つと回答、81%が商品やサービスについて調べるのに役立つと回答しています。さらに80%が、商品やサービスを購入するかどうかを決めるのにInstagramを使っています。5InstagramストーリーズInstagramショッピングにより、これらのアクションが消費者にとってよりスムーズになりました。また、直接店舗に出向くなど、オフラインの購買行動にも、つながっています。また、商品購入後にも、非常に多くの人が、商品の感想を友達やフォロワーに共有するためにも使われています。

Instagram上の発見から行動までの具体例

商品に関する最新情報やセール情報は、ブランドから生の声で、タイムリーに配信して欲しいという意見があり、ブランドからのコミュニケーションは、カスタマージャーニーにおいて、非常に大きな影響を与えます。調査対象者の回答では、Instagramで商品情報を見つけ、行動に至る方法はさまざまでした。

例えば大阪在住の38歳の女性は、Instagramで導入液の広告を見て、口コミサイトで評判を調べ、すぐに店舗に連絡して在庫を確認し、直接お店に足を運び購入されました。また、東京都在中の49歳男性は、Instagramストーリーズ広告で、新車の広告が目にとまり、スワイプアップして、ブランドのウェブサイトで詳細について調べました。Instagramをショーウィンドウのように活用している利用者もいます。大阪在住の29歳の男性は、航空会社が配信するInstagramのコンテンツからインスピレーションを受け、次の旅先を検討されています。また東京在住の47歳の女性は、テレビCMを比較して、Instagramでは興味のあるものが目につくことが多く、購入につながりやすいと答えています。

Instagramの広告で導入化粧水の広告を見て、ランキングサイトでもその化粧水を調べて、これは欲しいと思って、すぐ買いに行きました
38歳女性 ようこ(大阪府)
前から興味を持っていた車の広告を、ちょうどInstagramで見て、自分の老後がこうだったらいいなという雰囲気に合致していたので、スワイプアップして、その車の詳細をウェブサイトで見ました。
49歳男性 あきら(東京都)
航空会社のInstagramのアカウントを眺めて、次の休暇の行き先の参考にしています。
29歳男性 ゆうた(大阪府)
テレビのCMは、普段あまり気にとめませんが、Instagramには今まさに興味のあるものが表示されるので、気になります。それがきっかけで購入することもよくあります。
47歳女性 みちこ(東京都)

マーケターにとって、Instagramは商品やサービスを魅力的に紹介でき、スムーズに販売促進につなぐことができる場所となっています。カスタマージャーニーの全ての段階において、ブランドコミュニケーションを促し、販売促進につながるよう、国内利用者の動向に合わせ、InstagramストーリーズInstagramショッピングなどを有効に活用しましょう。

出典(特記がないもの):
定量調査: Ipsosによる「プロジェクトInstagram」 (アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、フランス、インド、イタリア、韓国、トルコ、英国、米国在住の13〜64歳、および日本在住の18〜64歳の2万1,000人を対象としたFacebook委託調査) 2018年11月実施。すべての調査対象者は1週間に1度以上Instagramを利用。
定性調査: LRWTonicによる「Instagrammers on Brands」(オーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、フランス、日本、韓国、米国、英国在住の18歳以上の70人に実施したインタビュー) 2018年11月実施。すべての調査対象者は1日に複数回Instagramを使用。

投稿者: Instagram Business Team

Tokyo, Japan