これまでは、ブランドコンテンツがInstagramのクリエイターに情熱を収入源に変えるための手段を提供してきました。この度、Facebookブランドコラボマネージャでのテストなど、ブランドコンテンツをサポートする新しい方法とともに、弊社の広告ポリシーに沿ったブランドコンテンツポリシーの変更を発表します。

クリエイターはInstagramコミュニティの根幹をなすものです。彼らは世界中の人々に刺激を与えており、ブランドコンテンツはInstagramで彼らが持続可能なビジネスを構築するための1つの方法となっています。

例えば、Charnaieは@hereweereadというアカウントを運営し、ダイバーシティとインクルージョンに焦点を当てた子供向けの本を推薦しています。Charnaieは、ブランドコンテンツによって、自身のミッションに合致するブランドやパブリッシャーとのパートナーシップを通じて、情熱を追いかけ、それに再投資することができます。Charnaieが最近、次のように語ってくれました。「フルタイムの仕事は大好きですが、もっと多くのことをしたいという強い願望と情熱があります。もしそれで生計を立てることができ、尊敬しあこがれるブランドとともに働くことができれば、それは私にとって究極の夢です」

Facebookは、Charnaieのようなクリエイターをもっと助けたいと考えています。そこで、これまではFacebookクリエイターだけが利用できたマーケットプレイスツールであるブランドコラボマネージャを、一部のInstagramクリエイターにも開放しました。クリエイターは今後、ブランドとインサイトやエンゲージメントを共有し、オーディエンスの共感を呼ぶようなパートナーを見つけることができます。

クリエイターはブランドコラボマネージャを使用することで、コンテンツ作成のパートナーを探している、同様の関心を持つブランドを探すこともできます。新しい取引先を見つけ、パートナーシップを管理し、ブランドとインサイトを自動的に共有できます(これまで多くのクリエイターは、ブランドにアナリティクスのスクリーンショットを送ることしかできませんでした)。

また、ブランドコラボマネージャとInstagramアプリの両方でブランドコンテンツにタグ付けされると、ブランドがインサイトを確認できるようになりました。インフルエンサーネットワークは、今後もブランドコンテンツの重要な位置を占めると考えられます。Facebookはそれらのネットワークが引き続きInstagram Graph APIにアクセスできるようにサポートします。

ブランドコラボマネージャについて、詳しくはこちらをご覧ください。

クリエイターがブランドとより効果的に連携できるように支援する方法に投資する中で、透明性を提供し、コミュニティを保護するツールやポリシーを用意することも重要です。Facebookは、Facebookグループ企業全体で、電子タバコ、タバコ、アルコール、ダイエット用サプリメントなどの特定の製品およびサービスの有料広告に関する明確なルールを含むポリシーを更新中です。

電子タバコやタバコ製品、武器などの製品を宣伝するブランドコンテンツは認められません。弊社の広告ポリシーは以前からこれらの製品の広告を禁止しており、今後数週間のうちにポリシーの実施を強化する予定です。

アルコールやダイエット用サプリメントなどの製品を宣伝するブランドコンテンツには、特別な制限が必要です。これらのポリシーは、引き続きツールや検出方法を改善した上で、来年から実施される予定です。例えば、現在、クリエイターがこれらの新しいポリシーに準拠できるようにするために、年齢に基づいて誰がコンテンツを見ることができるかを制限する機能など、特定のツールを作成しています。

InstagramのクリエイターはFacebookのコミュニティに欠かせない存在であり、2020年はさらに多くのリソースを投入して彼らがInstagramでビジネスを構築できるように支援していく予定です。