消費者がInstagram広告に対してアクションを起こすことが、これまで以上に増えています。ビジネスは、ウェブサイトクリック、動画の再生、モバイルアプリのインストールなどを促すキャンペーンを実施し、Instagramに表示される広告から特定のアクションを起こすことを人々に促しています。

ビジネスがInstagram Ads APIやFacebook広告購入インターフェイスを使って簡単に広告の設定、掲載、追跡を行えるようになったため、世界中の広告主が人の心を揺さぶるコンテンツをシェアするようになっています。

ビジネスの側では、アクションを促すキャンペーンから堅調な結果が出ており、とくに取引成立に関わるアクションやコスト効率が大幅に伸びています。また、Instagramを利用するビジネスの多様性が高まるにつれ、目標達成に向けてさまざまな戦略が試されるようになっています。

たとえば、ファッション系マーケットプレイスのPoshmarkは、自社のモバイルアプリを宣伝するキャンペーンを実施しました。Facebookで使ったものと同じ広告素材を活用し、Poshmarkは、顧客に人気のブランド商品をアップで撮影した写真広告を掲載しました。その結果は目を見張るものでした。広告費用を28%削減しつつ、アプリのインストールは37%も増加しました。これはビジネス目標を85%も上回る結果でした。

同様に、大規模小売のTargetは、同社の節約モバイルアプリ「Cartwheel」のダウンロードを促すキャンペーンを展開しました。たった2週間で、Cartwheelのダウンロード件数は増加し、このアプリをインストールした新規ユーザーは最大43%の節約に成功しました。

ウェブサイトクリックや動画の再生など、他の広告の目的もInstagramで利用されています。靴の小売店SHOES.COMは、自社サイトのさまざまなページに顧客を誘導するウェブサイトクリックキャンペーンを実施しました。このInstagramキャンペーンで、他のすべての広告表示チャンネルを合計した値と比べても、新規ユーザーのトラフィックは15倍に増え、クリック単価は63%も削減されました。

広告主がそれぞれのキャンペーンで消費者のアクションを促すことに成功し、効果的でマーケティング戦略に不可欠なものとしてInstagramを頼りにしていることをうれしく思います。今後も数か月にわたり、世界各地のビジネスに新しい広告ソリューションや機能をお届けしていきます。