Instagramの最新情報
Instagramからの発表、ヒント、成功事例などをお届けするブログです。
ヒント, 成功事例
モバイルに乾杯: スマート機器によって変わる飲料業界
投稿者: Instagram Businessチーム
カリフォルニア州サンフランシスコ
夏らしさを感じる日に、友達を誘って喫茶店に行くことになりました。友達を待つ間、あなたはアイスティーを注文します。うれしさのあまり、思いつきで、冷えたアイスティーの写真を撮り、#summerdrinksのハッシュタグとともにその写真をInstagramに投稿します。衝動的な行動かもしれませんが、決して珍しい出来事ではありません。飲料品に興味を持つ今日のインスタグラマーは、ぱっとひらめいたらすぐに行動に移し、素早くシェアします。
社内のインサイトチーム(Facebook IQ)が共同で実施した調査によると、飲み物を決めるときのように、人々はモバイルを衝動的に使用してソーシャル機能を利用することがわかりました。Instagramの写真や動画が飲料品を購入する際の意思決定に影響を与えていると答えた人の割合は実に41%にもなりました。1 さらに、飲料品の購入がより多様化し、オンライン化するにつれ、特にニューヨーク、シカゴ、ロンドン、サンパウロといった都市では、飲み物の検索、調査、情報交換にスマートフォンを使用した新たな方法が利用されるようになっています。2
ただし、アクティビティはこれにとどまりません。これらのインスタグラマーによるInstagramでのスクロール、シェア、検索といった機能の利用はますます増えており、このプラットフォームを利用する回数は1日あたり22回にも達しています。この数字は、全世界の平均的なインスタグラマーと比較すると8倍も高くなっています。言うまでもありませんが、このようにインスタグラマーの間で利用頻度が高まっていることを受けて、飲料品ブランドが、喉の渇きを覚えた(そして衝動買いをする)利用者とつながるチャンスはかつてないほどに増えています(特に3~6pm)。2
夏季およびカーニバルにおけるビールの定番となるべく、ブラジルの飲料品ブランド最大手Skol (@skol)は、Instagramおよび広告代理店のF/Nazcaとパートナーシップを結び、Instagramストーリーズに特化して作成された動画キャンペーンを開始しました。
このキャンペーンにおいて、Skolは、storiesを試したブラジル初の企業となり、企業の持つ革新性を示すことにしました。その結果、カーニバル並みの大成功を収めることができました。
ブラジル全土の利用者(18歳以上)をターゲットとし、従来の考えにとらわれず、真夏の最大の屋外イベントをSkolとともに楽しんでもらうためのメッセージを視聴者に届けました。その結果、このブランドの広告想起が29ポイントも跳ね上がり、夏のビールと言えばSkolと考える人(特に女性)の合計数が3ポイントも向上しました。
これまでにない楽しい方法で、ミレニアル世代に対してブランド全体の認知度と製品の認知度を高めたいと考えていたイタリアのコーヒーメーカーilly (@illy_coffee)は、Instagramおよびアーティスト/イラストレーターのMax Petrone氏と連携し、コーヒーをモチーフに使用してillyのストーリーを伝える、一連のInstagramカルーセル広告を作成しました。
この楽しいキャンペーンはInstagramオーディエンスに大いに受け、広告想起が16ポイントも向上しました。とりわけ、25~35歳のオーディエンスに関しては21ポイントも上昇しています。
Instagramの記憶に残るクリエイティブを使用して顧客にリーチしているのは大手の飲料品ブランドばかりではありません。より規模の小さな企業であるBrainJuice (@naturalbrainjuice)もそういったブランドの1つです。
脳の栄養ドリンクを売りにする、オースティンに拠点を置くこの企業は、顧客とつながるためのメインチャンネルとしてInstagramを利用し、自社製品に関するコミュニティを構築しています。
企業がInstagramで顧客とつながりシェアする方法はさまざまにあるなかで、あるベジファースト企業は、文字通り投稿のノウハウをマスターしました。ニューヨークに拠点を置くSalad Power (@saladpower)は、そのコンテンツは実験であると考え、Instagramでシェアしたあらゆるコンテンツを調査、テストすることによって、エンゲージメントに最適な投稿のスタイルを見つけ出しました。
モバイルによって私たちが住む世界は変化し続けています。そのため、飲料品マーケット担当者は、外出先や普段使いにおけるモバイルの持つ影響力と、モバイルが顧客とのつながりを構築する方法を理解することが重要です。また、飲料品を扱うインスタグラマーは瞬間的かつ衝動的に購入という行動に移りますが、そういった利用者が選ぶドリンクの種類やその理由については十分に検討する必要があります。
飲料品業界に与えるモバイルの影響と、当社のドリンクに対する考え方について詳しくは、Facebook IQの詳細な記事をご覧ください。
投稿者: Instagram Businessチーム
カリフォルニア州サンフランシスコ