自動車業界はこの10年間、マーケティングやビジュアルコミュニケーションにおいて常に先頭を走ってきました。自動車のマーケティングでは、かつては雑誌の全面広告、ダイレクトメール、テレビCMが主流でした。これらは現在でも使われていますが、モバイルへのシフトが業界に大きな変化をもたらしています。

周囲を見回してみると誰もが、コーヒーを注文する列に並びながら、通勤しながら、さらには通りを歩きながら、モバイル機器の画面をのぞきこんでいます。Instagramには5億人の利用者がいるため、時間さえあればどこかで誰かしらにInstagramフィードをスクロールしてもらえます。車好きは他のInstagram利用者よりもInstagramを使う機会が多く、毎日約21回、使用しています。¹

調査対象のInstagram利用者のうちおよそ80%が、製品購入前にオンラインで製品について検索すると答えています。そして大多数が、関連広告を見るのは重要だと考えています。2年前と比較すると、調査対象の人々のうち38%が、購入する商品の情報をInstagramから得ていると答えています。この割合は自動車好きの場合は59%に跳ね上がります。²

自動車好きはInstagramで熱心に新しい発見を求めているため、自動車ブランドはInstagramに注目しています。自動車ブランドは、Instagramのビジュアル性の高さとモバイルの力を宣伝に活用しています。

最新モデルの認知度アップのため、GMCなどの企業は雑誌に使用されるような緻密で高品質な写真を使ったカルーセル広告を、Instagramに掲載しています。

HondaなどのブランドはInstagramをショールームの延長として使っており、世界中の利用者がどこからでも見られるようにしています。

Lexus USAはInstagram Storiesを使い、限定イベントで舞台裏のストーリーにアクセスできるようにしています。

Volvoなどの企業は、顧客が実際に試乗する前に、Instagram上で親指を使ってドライブのシミュレーションができるようにしています。

Instagramでは没入感のあるビジュアルを使えるため、自動車ブランドは認知度アップや販売の検討機会などマーケティングプランのあらゆる場面でInstagramを活用しています。製品の購入前に熱心に検索して情報を集める、モバイルでのエンゲージメントの高い人々にとって、Instagramほど最適なプラットフォームはありません。

Instagram Businessのページにアクセスして、著名な司会者でありカーマニアでもあるJay Leno氏と、Facebook Inc.のHead of Market DevelopmentであるMatt Jacobson氏が、現代のカーカルチャーやInstagramでビジネスの成果を達成する戦略について対談したライブ録画をご覧ください。