CIPICIPI
日本の化粧品ブランドであるCipiCipiは、Messenger向けの自動応答機能を導入し、従来のキャンペーンにInstagram Direct誘導広告を追加したことにより、コンテンツビューが73%増加しました。
CipiCipiは、人気の美容系動画ブロガーのふくれな氏が2020年7月に創設した日本の化粧品ブランドです。「コンプレックスを味方に変える」というコンセプトとメッセージを打ち出し、Z世代やミレニアル世代の女性から熱烈な支持を集めています。
コンテンツビューの増加(従来のキャンペーンにInstagram Direct誘導広告を追加)
商品への関心を高める方法を探していたCipiCipiは、Messenger向け自動応答機能によってウェブサイトトラフィックが増えるかをテストしたいと考えました。
ソリューション
Instagram Directで大改革
CipiCipiは、Messenger向け自動応答機能を構築しMessenger APIでInstagramと連携させるため、Metaビジネスパートナーのwevnalと提携しました。自動応答機能の導入準備が整うと、CipiCipiはInstagram Direct誘導広告を使うキャンペーンを作成し、wevnalは広告マネージャでA/Bテストを設定しました。テストでは、従来のキャンペーンに、従来の写真広告だけを組み合わせた場合と、Instagram Direct誘導広告を組み合わせた場合でパフォーマンスを比較しました。
Instagram Direct誘導広告には、魅力的な若い女性がCipiCipiの商品を手にする4つのイラスト画像を使いました。また、メッセージ送信を促すCTAには、広告のクリック(Instagramフィード)と上にスワイプ(ストーリーズ)が使われました。利用者がCipiCipiとの会話を始めると、性格診断を受けてみるように自動応答機能で案内され、会話の最後には、参加していた利用者全員に、それぞれの診断結果と性格タイプに最適な商品のランディングページへのリンクが提供されるようにしました。すべてのキャンペーンで、対象を18~34歳の日本の女性と広く設定しました。
このA/Bテストでキャンペーンによるコンテンツビューを比較した結果、CipiCipiの従来の戦略よりも、Instagram Direct誘導広告を追加した場合のほうがコンテンツビューが大幅に増加したことがわかりました。
- 73%: ウェブサイトへのアクセスの増加(従来のキャンペーンにInstagram Direct誘導広告を追加)