Instagramの最新情報
Instagramからの発表、ヒント、成功事例などをお届けするブログです。
ヒント, アドバイス
Instagramで動画を利用
投稿者: Instagram Business Team
San Francisco, CA
本日、Instagramプラットフォームにおける動画関連の2つの追加機能を発表しました。60秒動画のシェア機能と、iOSのカメラロールから複数のクリップを使って動画を作成できる機能です。Instagramの60秒動画は今日から展開を始め、来月にはすべての方にご利用いただけるようになります。マルチクリップ動画は、iOS用Instagramバージョン7.19の一部としてApple App Storeで今週リリースされます。
Instagramへの動画投稿はビジネス効果をもたらすことが実証されはじめています。人々がInstagramで動画を視聴する時間は、この6か月で40%以上も増えました。動画を取り入れた広告キャンペーンは静止画像のみの場合に比べて好感度が高まるという調査結果もあります。1
たとえば、ネイルブランドのOPIは昨年の秋、季節の新色ネイルの認知度アップのためInstagramで動画を公開しました。ネイル業界をリードするOPIは、メイク、ネイルアート、美容などに関心のある18歳~40歳の女性をターゲットに、一連の動画広告を作成しました。OPIはキャンペーンの作成時に動画の再生数を目的に選択し、ターゲット層の中で広告のリーチを最大化するためにリーチ&フリークエンシーの購入を組み合わせました。OPIはこの秋限定のキャンペーンで540万人にリーチし、新色ネイルだけでなくブランド自体で、広告想起率が11ポイント、トップオブマインド認知度が3ポイント向上しました。
米国の放送局であるTV Landは、InstagramとFacebookの両方で動画広告キャンペーンを実施し、新作ドラマ『Teachers』の認知度と視聴意欲を向上させました。TV Landはリーチ&フリークエンシーの購入により、18歳~49歳の女性に最も再生されるよう設定し、両プラットフォームで同一の広告素材を使用しました。両プラットフォームでキャンペーンを実施した結果、追加予算なしでインプレッション数を16%、ユニークリーチ数を7%増加させました。また、動画広告により広告想起率が24ポイント、ブランド認知度が21ポイント、視聴意欲が4ポイント向上しました。
Instagram用に動画を作成する場合、次の原則とベストプラクティスに従い、モバイルフィード向けの動画を作成するようおすすめします。
1. ブランドとの関連性を認知しやすくする: 動画のサムネイルとタイトルには人目を引く画像を選びましょう。ブランドを象徴する色、テーマ、画像を用いると、動画からそのブランドを連想してもらいやすくなります。また、イギリスのスーパーマーケット、Marks and Spencerの広告のように、正面から撮影したシーンや商品の画像を、人々の興味を引くような動きや鮮やかなイメージでアレンジしましょう。
2. 音声なしでも伝わるようにする: 動画は音声なしで自動再生されるため、動画のメッセージは視覚的に表現しましょう。キャプション、ロゴ、製品画像を追加すると、よりメッセージが伝わりやすくなります。
3. テストを重ねる: 広告のターゲットを設定し、動画に対する人々の反応を確認しましょう。ビジネスとターゲット層にとって何が効果的かを繰り返しテストします。コールトゥアクションボタンの追加、正方形と横長フォーマットでの再生、広告素材のリサイクルやInstagram専用の新コンテンツの作成などを試します。Instagramでの動画の広告素材に関しては、答えがひとつだけとは限りません。
Instagramの動画広告のメリットとベストプラクティスについてご理解いただけたら、ぜひ次のキャンペーンにご活用ください。キャンペーンの目的を選択したら、ターゲット設定をして、広告素材として動画をアップロードします。TV Landなど、数多くのクライアントがInstagramとFacebookの両方でより効率的にキャンペーンを実施しています。
投稿者: Instagram Business Team
San Francisco, CA