Facebookは2020年に、クリエイターがコミュニティの支えにより持続可能なビジネスを構築できるサブスクリプション機能を導入しました。そして、クリエイターからの力強いフィードバックに基づいて、このビジネスモデルをInstagramのクリエイターに提供する準備が整いました。Instagramサブスクリプションを利用すると、クリエイターは、最もエンゲージメントの高いフォロワーとのつながりを深め、サブスクリプション登録者に限定コンテンツや特典を提供することによって毎月の収益を増やすことができます。これらはすべて、すでにフォロワーと交流しているプラットフォームで行うことができます。

本日より、一部のクリエイターとともにサブスクリプションのテストを開始します。該当するクリエイターは、自分で月額料金を選んで設定し、プロフィールの[サブスクリプション登録]ボタンを有効にして、サブスクリプション登録者に次のような特典を提供できるようになります。

サブスクリプション登録者限定ライブ: サブスクリプション登録者との関係を深めるために、登録者限定のライブを配信できます。

サブスクリプション登録者限定ストーリーズ: サブスクリプション登録者専用のストーリーズを作成できます。そこで限定コンテンツをシェアしたり、最もエンゲージメントの高いフォロワーとの間だけでインタラクティブなストーリーズのスタンプを使ったりできます。

サブスクリプション登録者バッジ: コメントやメッセージの横にサブスクリプション登録者バッジが表示されるため、クリエイターは簡単にサブスクリプション登録者を見分けることができます。

この初期テストの間は、米国内の一部のクリエイターのみがこの機能を利用できますが、今後数か月の間に、より多くのクリエイターに提供範囲を拡大していく予定です。実際のサブスクリプションの例は、@alanchikinchow、@sedona._、@alizakelly、@kelseylynncook、@elliottnorris、@jordanchiles、@jackjerry、@bunnymichael、@donalleniii、@lonnieiivの各クリエイターをフォローし、サブスクリプション登録することによりご覧いただけます。

今年の初め、Metaはクリエイターを支援する継続的な取り組みの一環として、少なくとも2023年まではクリエイターに対しFacebookサブスクリプション購入の手数料を課さないことを発表しました。Instagramサブスクリプションにも、この措置が適用される予定です。またMetaでは、クリエイターが自分のオーディエンスを把握して、自分のビジネスを詳細にコントロールできるようになるべきだと考えています。将来的には、プラットフォーム外でもクリエイターが直接オーディエンスとつながれるツールを開発したいと考えています。

2021年11月、Facebookファンサブスクリプションの名称が「サブスクリプション」に変更されることと併せ、次のようなエキサイティングなアップデートを発表しました。

• クリエイターのコントロールを強化: 12月より、サブスクリプションを利用するクリエイターは、新規サブスクリプション登録者(メールアドレスの共有に同意した人)のメールアドレスをダウンロードしてFacebook外でも関係を維持できるようになりました。
• クリエイターの収益維持を支援: クリエイターは、パーソナライズされたリンクを使用してサブスクリプションを宣伝できるようになりました。サブスクリプションを利用すると、獲得した収益(税抜き)を100％維持できます。クリエイターは、今後数か月以内に推定収益に関する新しい指標を利用できるようになります。この指標では、購入した場所、推定税額、Appleなどの企業に支払う手数料が示されます。
• ボーナスプログラム: クリエイターに対するMetaの10億ドル投資の一環として、新規サブスクリプション登録者の獲得によってリワードを得られるボーナスプログラムに、選抜されたサブスクリプションクリエイターが招待されました。これは、今後数か月の間に開始されるFacebookサブスクリプションの一連のボーナスプログラムの最初のプログラムです。

Metaはこれらのツールに投資を続け、今後数か月の間にさらにエキサイティングなアップデートについてお知らせする予定です。