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アドバイス, ヒント

2018年3月8日

Instagram Creators Presents: 動画のクリエイティビティを縦長フォーマットで捉え直す

投稿者: Instagram Businessチーム

カリフォルニア州サンフランシスコ

縦長動画はInstagramを通じた訴求や表現の新しい形として、世界中のビジネス、ブランド、クリエイターに急速に広まっています。人々がモバイルに多くの時間を費やし続けていることを受け、縦長動画によるクリエイティブ表現の限りない可能性に目を付ける人が増えているのです。ですから今、Instagram向けの広告素材を作るなら、この傾向を踏まえて縦長動画を積極的に活用していくことが大切になります。

そこでInstagramとクリエイティブショップチームは最近、優れたクリエイターの方々にお願いして、アスペクト比9x16の縦長フォーマットを活かした、独自のスタイルの実験的な動画を作ってもらいました。その成果を今回から連載「Instagram Creators」として、順次ご紹介してまいります。

世界各地で活躍する6人のクリエイターがそれぞれのスタイルやアイデアを縦長のキャンバスに表現した作品をご覧ください。

視線を誘導する

縦長動画では、視線をこれまでにない、しかし自然な方向に動かす余地があります。つまり、横長動画では視聴者の目は主に左右に動くのに対し、縦長動画では上下を見ようとするのです。そのため水平線は明確ではなく、絶えず移り変わることになります。

たいていの人は視線を左右に走らせて物を見ることに慣れているから、それを違う方向に誘導してあげなきゃいけない。新しい工夫が必要になるし、表現の仕方も変えていく必要があるだろう。でもスマートフォンが普及したことで、動画を縦長に作る意義はぐっと増したね。
イラストレーター兼アニメーター、Kris Merc氏
アニメーションを使う

2D、3D、ストップモーション、モーショングラフィックなどのアニメーションは、Instagram動画に人の目をとらえ引き込む表現手法として効果的なことが実証されています。さらに縦長フォーマットを使えば、親しみのある表現の中に新鮮さを吹き込めます。

横長、縦長、どちらのフレームを使う場合でも、一番大切なのはやはり美しさだと思います。個人的には、見る人の想像力に働きかけて、それぞれのナラティブを作りだすような作品が創りたいです。この部屋も縦長フレームで撮れば、全く違う雰囲気になりますよ。
イラストレーター兼アニメーター、Monica Kim氏
画面を分割する

画面を格子状に分割して被写体をさまざまな角度から見せたり、画面を2分割してふたつの並行する物語が交錯する様を見せたりと、縦長動画ではこれまでにない新鮮な演出で見る人を引き込むことができます。画面を分割すると、新しい視点を提供するだけでなく、注目してほしい部分に注目を集める効果もあります。

縦長動画にする前提で撮影するのは一種のチャレンジだ。考え方から変えていかなくちゃいけない。
写真家兼映像制作者、Ron Brodie氏
文字や図を活用する

縦長動画に文字や図を入れると注目を集めるのに効果的です。文字を上から降らせて積み重ねれば、見るからに楽しく目を引きますし、オーバーレイは雰囲気の演出や補足情報の追加に使えます。Instagram投稿に縦長動画を使えば可能性は無限大です。

普段とは違うフォーマットに取り組むのは刺激的で興味深い経験になりました。制作にあたっては、縦長でこそ意味があるものを目指しました。縦長は制約ではありません。積極的に活用していかなければ損です。
写真家兼デザイナー、Anna Devís氏とDaniel Rueda氏
次回をお楽しみに

Instagram Businessでは今後もこの「Instagram Creators」シリーズで、Instagramにおける縦長動画と、クリエイティブ表現における無限の可能性を秘めたこのフォーマットでいかに注目を集めるかを掘り下げていきます。ご期待ください。

投稿者: Instagram Businessチーム

カリフォルニア州サンフランシスコ