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ヒント
国内利用者のInstagram活用の現状
投稿者: Instagram Business Team
Tokyo, Japan
• 多くの日本の利用者がInstagramを通じて、それぞれの世界を発見し、繋がり、共有しています。詳細は、以下の記事全文をご覧ください。
• 若い女性だけがこのプラットフォームを使用している訳ではありません。Instagramの成長は、日本のミレニアル世代において男女ほぼ同数の割合で牽引されています。
• 女性は、早朝にInstagramを使用する傾向。3人に1人以上の人が就寝前にInstagramを使用。
• 長時間のセッションではなく、短時間で頻回な使用が一般的です。
• Instagramの利用は、コミュニティへの帰属意識を高めています — 友達の近況を知るための利用が2015年の24%から31%に上昇。
• 食べ物、旅行、動物関連の投稿が現在のトレンド。
• アクションにつながる発見の場:20%が毎日検索機能を使用し、そのうち42%が何らかのアクションをとっています。詳細は記事をご覧ください。
利用者がブランドを見つけやすいように工夫しましょう
一般的に利用のセッションは短時間で頻回です。そのため、ブランドの最初の発見を簡単かつインパクトのあるものにする必要があります。クリエイティブツールを使用することで、魅力ある新しいコンテンツを簡単に作成することができます。
面白く、興味に沿ったコンテンツで行動を促しましょう
利用者に行動を促すのに高品質の一流写真は必ずしも必要ありません。利用者は自ら積極的に検索して、関心のあるコンテンツを見たときに行動を起こします。
日本の利用者の関心が毎日一日中Instagramに集まっていることは、今や周知の事実です。Instagram利用者の5人に1人が、目覚めた瞬間にフィードやストーリーズをチェックするほど、日本の利用者にとって日常の一部となっているようです。1
日本の消費者は長年にわたり、世界中の消費者とは異なる行動をとり、他国の一歩先を歩んできました。マーケターがInstagram利用者とより効果的につながることを支援するため、Facebook IQは、日本の利用者のInstagramの使用実態と、これまでの変化動向についての調査をKantar社に委託しました。この調査は2017年に実施され、18〜44歳の日本の利用者Instagram利用者を対象とした定量的調査と共に、同年齢層17名に詳細なインタビューを行いました。経年的な傾向を把握するため、今回の結果を2015年に行われた初回調査の結果と比較しました。
この調査から、ますます多くの日本の利用者がInstagramを利用して、それぞれの世界を発見してつながり、ワクワクを感じ、共有していることが分かりました。また、各ブランドは、これまで以上にターゲット層の興味関心に合うコンテンツを提供することが重要となることが明らかになりました。利用者は作られたような高品質なビジュアルの視聴体験からより共感できるリアルな日常体験の追求へと移行してきています。
2,000万以上の月間アクティブアカウントを擁する日本のコミュニティでは、2 Instagramの利用が増えているだけでなく、利用者層が変化し、幅も拡大しています。
この増加は、日本のミレニアル世代において3 男女ほぼ同数の割合で牽引されています。4 これは米国やその他の欧米諸国においてはそれほど驚くべき統計ではないかもしれませんが、日本ではこれまで、Instagramは主に若い女性が利用するプラットフォームと考えられてきたため、日本市場においては注目に値します。
さらに深いインサイトを得るために、Instagram利用者がさまざまな日常の場面でプラットフォームをどのように使用しているかを調査しました。Instagramは一日を通して何度も使用されているため、人々の生活リズムに浸透し、生活の中の瞬間を捉えてつながり合う楽しいツールと捉えられています。
Instagramの利用は、一日を通してだんだんと増え、夕方にピークを迎えます。夕食時に一時低下した後、就寝時に再び上昇しています。日本ではこれが男女共に当てはまりますが、早朝の時間帯の利用は、女性で多い傾向があります。日本の利用者は、通常、「ダウンタイム」にInstagramをチェックしています:自宅でくつろいでいる時(59%)、通勤時(31%)、テレビを見ている時(16%)、人を待っている時(16%)。5
就寝前にInstagramを使用する日本の利用者は、3人に1人以上
インタビュー対象となった日本の利用者における一日の使用状況6
この調査ではまた、利用者は一度に長い時間ログインするのではなく、短時間で何度もログインする傾向があることが分かりました。利用者は、コンテンツの見逃しを防ぐために頻繁にフィードをチェックして、前回のログイン後に新しく投稿されたものだけを一回のログインでチェックしています。
しかしそれは、人や興味・関心ごとをフォローするだけに留まりません。この調査では、利用者が非常に活発に写真、動画、ストーリーズを投稿したり、ハッシュタグを使用する主なプラットフォームとしてInstagramを使用していることが示されています。これまでブログやツイートで共有されていたものが、Instagram上で一連のストーリーとして公開されるようになっています。
Instagramは、人々がありのままの自分を表現したくなる場所です。調査対象者は、このコミュニティやグループに帰属しているという感覚がこのプラットフォームの一番の魅力であると感じています。自分仕様にキュレートしたアカウントを使って、Instagram利用者は、写真や動画、または実生活での自然体の自分を表現することができます。
Instagramがあっという間に日本で人気を集めたもう一つの理由は、コミュニティ感覚の高まりです。有名人の投稿を見ることを利用の理由に挙げた人が多かった2年前と比較して、より多くの人が友達の投稿を見ることを理由に挙げています。これは前回の調査結果からの大きな変化です。2015年の調査では友達の投稿を見るためと回答した人が24%だったのに対し、2017年では31%に上昇しています。反対に、2015年には31%の人が有名人の投稿を見るためと回答していたのに対し、2017年では28%となっています。7
友達や著名人とつながることに加え、61%の人が、プラットフォーム上で同じ興味を持つ人たちとつながり、視野を広げることができると考えています。8 利用者が、毎日Instagramに戻ってくる理由は、参加しているコミュニティでいつも楽しさを共有でき、生活を向上させてくれるからです。利用者の関心は音楽からスポーツコンテンツと幅広く、利用者の57%においては、このプラットフォームを利用して自分の興味のある世界をキュレートしています。9
利用者がInstagram上でフォローするのは実生活での興味・関心ごと
日本で最もフォローされているInstagramのトピック10
閲覧された全カテゴリーの中で、食べ物、旅行、動物関連の投稿が2015年と比較して8%増加し、最大となりました。11 これによって、Instagramは、美しい写真や美容ブロガー、ヨガのポーズのためのハブに留まらず、利用者の日常生活や新しい発見の要となっていることが分かります。
では、日本でこのプラットフォームに広告を配信する最適な時間帯はいつでしょうか。旅行、化粧品、ファッション、飲み物、食べ物などのカテゴリー全体を通して、利用者がInstagramを使用してそれぞれのトピックを共有している時間帯と商品やサービスを購入する時間との間に強い相関があることが示されています。
Instagramは、ハイエンドな視覚体験のためだけの場ではなくなりました。それは一流の写真や芸術をフォローしている人の数が減ったことからも伺え、2015年からほぼ8%も減少し、低下が見られた唯一のトピックとなっています。Instagramは、ますます行動を伴う発見の場となっています。インタビュー対象者の20%は、Instagramで毎日検索機能を使用しており、その中の42%はその後何らかの行動を起こしています。日本の利用者の4人に1人は、Instagramで情報を検索する際にハッシュタグを利用しています。12
このことは、消費者がブランドのInstagramページを評価する方法においても明確に示されています。2015年には、34%の人が写真の質によってブランドを評価していたのに対し、最新の2017年の調査では、画像を主な評価ポイントにしている人はわずか22%にとどまりました。13 大多数の日本の利用者は、優れた画質や美しい写真よりも面白い投稿や興味のある製品やサービスの情報に興味を示しています。
インタビューにおいても、消費者は、Instagram上の広告掲載に違和感を覚えないことが分かりました。実際、調査対象者の半数以下は広告を広告として見ていないと回答しました。広告に対する理解を示したことに加え、33%の人は、Instagramはハイエンドカテゴリーに限らず、すべてのブランドにとって適切な広告媒体であると回答しました。14
投稿者: Instagram Business Team
Tokyo, Japan