Instagramのショッピング機能が日本でローンチされて以来、様々なブランドが機能を活用し、ビジネスを成長させています。

今月、国内ローンチ1周年を記念して、ショッピング機能を日頃から活用している人気ブランドが参加するポップアップショップ「Insta Shopping Weekend」が東京・原宿で開催されます。

ファッションやビューティ、インテリアや文房具など、個性豊かなラインナップのうち6つのブランドに、ショッピング機能やその他のInstagramのツールをどのように活用しているのか、ヒントを聞いて「GUIDE TO INSTAGRAM SHOPPING: Instagram ショッピング機能 活用のガイド」としてまとめました。その中からハイライトをご紹介します。

ショッピング機能は、利用者が興味を持ったアイテムの価格や詳細をすぐにInstagram上で確認し、より簡単にショッピングを楽しむことができるものです。ブランド側はどのような点に魅力を感じ、活用しているのでしょうか。

投稿をご覧になった方が質問をすることなく、ワンタップで詳細を見ていただけるため、実際に自社サイトへの流入が増えました

和気文具 @wakibungu／アートディレクター 今田里美さん

Instagramにはショッピングに関心の高い利用者が集まっています。インスピレーションを補給した上でご購入いただくことで、顧客生涯価値や継続率が高く、よりコアなファンになってもらえると感じています

BOTANIST @botanist_official／SNSディレクター 横田邦亮さん）

ショッピング機能の利点を活かし、売上などのビジネス成長に繋げるためには、普段から様々な方法で顧客とのコミュニケーションを工夫することが重要です。

ライブは頻度を高く、継続することでフォロワーとの信頼関係が構築できると考えているので、365日継続したことも。現在も週5日は必ず配信しています

COHINA @cohina.official／ディレクター 清水葵さん

店舗に来客するのが難しいお客様もいるので、商品の着用の仕方など、できる限り個別の質問コメントに返答するようにしています

PLUIE @pluiehair／Fuhakuさん

Instagramでは、インパクトのあるビジュアルで利用者の目を引き、ブランドの世界観を伝えたり、写真や動画で商品の魅力をアピールしたりすることで、誰もが名前を知っているようなブランドだけでなく、どんな規模のブランドにも大きなチャンスがあります。

オンラインショップで使用している写真は商品のディテールが分かりやすいようにバストアップなど寄りの構図が多いのですが、Instagramでは引きの写真を使っています。“この水着を着て、こんな写真を撮りたい！”と思ってもらえるよう、ロケーションも含めたコーディネートを提案しています

ALEXIA STAM @alexiastam_official／SNSディレクター 高瀬晶子さん

カタログのように白抜きの背景に商品を並べた画像だけではなく、シーンを作って撮影することでライフスタイルを提案しています。例えば食器であれば朝食のように食材を盛り付けることで、イメージ訴求をするようにしています

WTW @wtwstyle／営業部長 兼 商品部長 岡本勇気さん