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アドバイス
広告素材シリーズ パート2: ダイレクトレスポンス広告の効果を高める
投稿者: Instagram Business Team
San Francisco, CA
広告素材シリーズ パート1では、Instagramで効果的な広告素材の要件についてお話ししました。要は、優れた広告素材はどこに行っても文句なしに効果を発揮するということです。その後、ダイレクトレスポンス広告の効果をさらに高めるために広告主がどのような対策をとれるかを調べました。ダイレクトレスポンス広告は、ブランド認知度を高める広告と異なり、見た人になんらかの行動を起こさせることを目的とします。ウェブサイトにアクセスする、ウェブサイトで買い物をする、動画を再生する、モバイルアプリをダウンロードするなど、さまざまな行動を促すことができます。今回は、Instagramでダイレクトレスポンス広告を目立たせるのに役立つ広告素材戦略をいくつか紹介します。このとおりにすれば確実にうまくいくというものではありませんが、皆様のキャンペーンでテスト、分析、最適化を行う際の参考としてご利用ください。
フィードは読み飛ばされるもの。人々が思わず手を止めて見入るような広告を作るには、訴求のポイントを1つに絞ることが大切です。たとえば、下のEverlane (@everlane)の広告素材は、見るべきものが1つしかないので、ビジネスの内容がわかりやすく、見る人に気軽に利用できそうだと感じさせます。訴求したい点が2つ以上ある場合は、カルーセル広告や動画広告の利用をおすすめします。どちらも単一写真の広告より複雑なストーリーを伝える力に優れています。どのフォーマットを使うにしろ、広告間でビジュアルに一貫性を持たせるようにすると、どの企業の広告か見てわかりやすくなります。
素材を作成するときは、Instagram広告はモバイルに表示されるということを忘れないでください。写真や動画内で見せたい要素がそれぞれどの程度の大きさになるかを考え、出稿する前に携帯電話で実際に確認するとよいでしょう。
人々が広告を見たときに広告主のことも覚えてくれるよう、ブランディング要素を盛り込みましょう。これは、後から広告を見たことを思い出してもらうという意味でも大切です。写真の隅にロゴを入れるといった直接的な方法だけでなく、店舗やパッケージや商品といったブランドを象徴する要素を、そのブランドらしさの現れる形で盛り込むのも効果的です。たとえば下のHarry’s (@harrys)の例では、見る人の日常に絡める形で自然にブランディングを取り入れています。
コピーは短く、心に訴えかけるように書きましょう。その広告の要点を的確に伝える必要があります。一度書いてみてから、もっと短い言葉でわかるように書き直してみるとよいでしょう。
広告を見た人にアクションを促すには、そうすることでどんなメリットがあるのか説明するのが効果的です。その好例が下に挙げたHawkers Co. (@hawkersco)の広告です。広告主は誰で、価値提案は何で、詳細情報がどこにあり、広告の商品を買うにはどうすればよいか、といった、消費者がアクションを起こす前に知っておきたいことを伝えています。
コールトゥアクションボタンを付けるときは、広告の目的に合ったものを選ぶことが重要です。購入の検討を促すなら[詳しくはこちら]が有効でしょうが、コンバージョンを促すなら[購入する]のほうが効果的な場合もあります。
新しいInstagramのダイナミック広告と旅行業向けダイナミック広告を使って、自社のウェブサイトやモバイルアプリで商品をチェックした人に、関連性の高い商品を宣伝することもできます。取扱商品の情報を一覧(製品カタログ)にしてアップロードすれば、適切なターゲットに、適切な商品の広告が、適切なタイミングで配信されます。
以上3つの戦略をご紹介しましたが、もう1つ覚えておいていただきたいのは、「一般的に優れた広告素材といえるものは、Instagram広告でも良い素材になる」ということです。Instagramに限らずどんなマーケティングチャネルでも、成功の鍵となるのはブランディングを的確に行い、コンセプトに沿って入念に企画された、関連性の高い広告素材です。今回ご紹介した戦略はいずれも有効性が実証されているものです。ぜひ次のダイレクトレスポンスキャンペーンに取り入れて、広告のパフォーマンスを確かめてみてください。テスト、分析、結果の反映を繰り返すことが長期的な成功につながります。
投稿者: Instagram Business Team
San Francisco, CA