Instagram Storiesのローンチ以来、ビジネスコミュニティは臨場感あふれるフルスクリーン広告を活用し、独自のコンテンツを作成してきました。このフルスクリーンフォーマットの導入が始まってわずか1年あまりの間に、ブランドが顧客とつながる方法が一新しました。標準的な月で、全体の50%を超えるビジネスがストーリーズを作成しているのです¹。 世界で3億を超えるアクティブなInstagramアカウントが毎日、ストーリーズを閲覧したり作成したりしていますInstagramデータ²。Instagram Storiesは、ブランドが注目を集めてアクションを促すうえで、ますます力を発揮しています。

マーケターの皆さんがこの新しいフォーマットについて理解を深め使いこなせるように、Facebook IQ³と協力して、どのような広告素材が最も関心を集め、結果を生み出しているかを調査しました。

米国で実施された調査の1つでは、モバイルフィード広告で効果のあるいくつかの戦略はストーリーズ広告でも効果を期待できることがわかりました。その戦略とは、例えば、情報をすばやく伝えることや広告全体でブランドや製品を紹介することなどです⁴。広告の有効性は、「ブレイクスルー」と「レスポンス」という2つの要素に基づいて測定されました。「ブレイクスルー」では、利用者が広告に気づき、これを閲覧して想起する可能性を測定できます。「レスポンス」では、広告によって利用者の反応やブランドアクションが促される可能性を測定できます。

マーケターがより訴求力の高いInstagramストーリーズ広告を作成できるように、ストーリーズ広告制作のポイントとして、最近のFacebook委託調査からわかったことをまとめました⁵。

1. 関連度が重要

高いパフォーマンスを見せている上位のInstagramストーリーズ広告は、パフォーマンスの低いストーリーズ広告に比べて、平均的に利用者との関連度が高いことがわかりました。また、目に留まりやすく、わかりやすく、ブランドのイメージに合った内容となっていました。

2. 数秒で内容がわかる

高いパフォーマンスを見せているストーリーズ広告は、パフォーマンスの低いストーリーズ広告に比べて、平均的に長さが短く、冒頭にブランドの要素が組み込まれていました。

3. スピーディーな構成が効果的

複数のシーンが含まれるストーリーズ広告の場合、高いパフォーマンスを見せているストーリーズ広告のシーンは、パフォーマンスの低いストーリーズ広告に比べて、平均的に長さが短いことがわかりました⁶。

4. 製品デモが効果を促進する

調査対象のInstagramストーリーズ広告のうち、広告内に製品を表示していたのは半数のみでしたが、そのいずれもが、主要な指標⁷で高いパフォーマンスを示しました。

5. 効果を上げるには、広告をモバイルに最適化する

調査対象の広告の約半数がInstagram Stories専用の広告でしたが、調査対象の全広告の上位3分の1にランクインしたものはほとんどありませんでした。これは、主要なメッセージが提示されるまで時間がかかっていることと、長いシーンが含まれていることが原因だと考えられます。

さらに多くの広告主がInstagram Storiesを利用するようになると、私たちもさらによい広告戦略を思いつくようになります。また、動画コンテンツやストーリーズで提供している各種クリエイティブツール(フェイスフィルター、Superzoom、GIFスタンプ)を試してみることもおすすめします。

Instagram Storiesを最大限に活用し、より訴求力のある広告を作成できる他の方法をお探しの場合は、Facebook IQの記事全文をぜひご覧ください。OpenTable (@opentable)のようなブランドがInstagram Storiesを活用してターゲット層とつながっている方法については、こちらの成功事例をご覧ください。