Instagramの運用開始からこのたび5周年になります。Instagramの共同創立者@Kevinがシェアした1件の投稿から始まったこのプラットフォームは、たった5年で、世界中で毎日8万枚を超える写真がシェアされる場へと成長しました。運用開始当初からInstagramを利用してくださったマイケル・コースのようなブランドに加え、数千社のビジネスがこのプラットフォームに参加し、発展を続けるInstagramの広告製品を使って各社のファンのコミュニティとつながっています。

この重要な日を祝い、この5年間にInstagramを利用するビジネスコミュニティと共に迎えた、Instagram広告の5つの重要な節目を振り返りたいと思います。

このプラットフォームでオーガニックに成長してきたブランドは、この月、狙いどおりの利用者にリーチできる新しい方法を手に入れました。最初の広告はファッション大手のマイケル・コースが作成し、General Electric、Levi’s、Lexus、バーバリー、Macy’s、Ben & Jerry's、Starwood、アディダス、PayPalがこれに続きました。最初に広告を出稿した以上の10社は、ビジネスがこのプラットフォームで、おもしろく、刺激的で新しいコンテンツを作成しシェアするための下地を作りました。

この年の10月、Instagramは15秒の動画広告を導入しました。動画を利用した最初の広告主に名を連ねるBanana Republicは、動くファッションスケッチで新作コレクションのさまざまな要素を生き生きと表現した動画のスポット広告のシリーズを展開しました。このキャンペーンは大成功を収め、広告想起が大幅にアップし、このブランドを流行に敏感な衣服と結び付ける指標もアップしました。これ以降、複数のブランドがBanana Republicのファッショナブルな取り組みを踏襲しました。

3つ目の重要な節目は、この年の4月にカルーセル広告が導入されたことです。この新しい広告フォーマットでは、1つの広告に複数の画像を使うことでより深いストーリーを伝えられるようになり、さらに外部のウェブサイトへのリンクから追加情報の取得を促すことができます。初めてこのインタラクティブな広告を使ってストーリーテリングを行ったブランドの1つはGMCでした。強く視覚に訴えるパノラマ写真で、新型Sierraトラックの内装を紹介しました。

Instagramはもう長いこと、ビジネスがブランドの認知度を向上できる効果的な手段として認知されていました。そして6月、Instagramは新しい広告フォーマットを導入しました。ビジネスが、ウェブサイトクリック、動画の再生、モバイルアプリのインストールなどのさまざまな広告の目的を達成しやすくなるようデザインされたフォーマットです。アクションを促す広告を最初に作成したビジネスは、Made.com、The North Face、Gilt Groupe、Kabam Marvel Championsなどでした。

5つ目にして最後の重要な節目は、つい先週起こりました。世界中の200を超える市場で、ビジネスの規模を問わず広告を利用できるようにしたのです。つまり、あらゆるビジネスが、視覚的に魅力のある広告を使ってこれまで以上に多くの人々にリーチし、インスピレーションを与えて感動させることができます。新たに対象になった市場では、Coca-Cola ArgentinaやAmazon Méxicoなどのブランドがすでにとてもクリエイティブなキャンペーンを展開しています。

このプラットフォームで毎日、よく考えられた、インスピレーションを感じる魅力的な素材を生み出してくださっているビジネス各社に、お礼を申し上げます。次の5年間もすばらしい5年間になりますように。