昨年9月、世界中のあらゆる規模のビジネスがInstagram広告を利用できるようになりました。その結果、今や20万を超える広告主が、Instagramコミュニティのさまざまな趣味・関心を刺激する広告で消費者にリーチしています。広告の目的は、コンサートチケットの販売、モバイルゲームアプリのダウンロード増加、本好きの人のための小さなお店の認知度アップなど、多岐にわたります。

インスピレーションや新たな発見を求めて、人々はInstagramに集まります。その中にはビジネスのコンテンツも含まれます。実際、Instagram利用者の60%がInstagramで商品やサービスについて知ると言い、75%がInstagram投稿から刺激を受けて、ウェブサイトにアクセスする、検索、購入、友達に教えるなどのアクションを起こすと言っています。¹ビジネスがこのプラットフォームに投稿するコンテンツにInstagramコミュニティが価値を感じているだけでなく、広告主も認知度アップや売上増加などの重視する結果を得られます。

多様性に富んだ世界規模のコミュニティのメリットを生かし、広告主は関連性に基づくターゲット設定と視覚的なストーリーテリングを組み合わせて、世界規模で新規顧客を獲得しています。Instagramを利用する広告主の75%は米国外に拠点を置き、200を超える国々でキャンペーンを展開して有意義な結果を出しています。

ドイツのスーパーマーケットREWEはInstagramに広告を掲載し、同社の商品を使って作る簡単な食事を若い母親に提案しました。おいしそうな写真と心を揺さぶるコピーを組み合わせたことにより、広告想起がなんと37ポイントも上昇しました。これはNielsenの標準値の6.1倍に当たります。

eコマースの時計メーカーShore Projectsは、Instagramを利用して、ロンドンの小さな店から世界的なビジネスに成長しました。主要な地域の人々をターゲットにしたキャンペーンが成功したことで、世界中の小売店が同社の時計を店頭に並べるようになり、同社は現在100か国以上に製品を出荷しています。

Instagramで成功を収めているのは大手ブランドだけではありません。ブラジルに拠点を置きペット用品を売るオンラインショップのPetLoveは、同社のモバイルアプリのダウンロード数を増やしたいと考えていました。Facebook広告で成功を収めた同社は、Facebookキャンペーンと同じターゲット設定を使って、Instagramにもモバイルアプリインストール広告を掲載しました。キャンペーンの結果、PetLoveは他のデジタルチャンネルと比べてインストール単価を30%も削減できました。

米国のFramebridgeは、カスタムフレームを簡単にできてお財布にも優しいものにするというミッションを掲げた会社です。同社はInstagramパートナーのAmpushの協力を得て、常連や生涯顧客になる可能性の高い新規顧客の獲得を試みました。キャンペーンでは、過去30日間にサイトにアクセスした人々と、過去60日間にフレームをカートに追加したものの購入に至らなかった人々をターゲットにしました。[購入する]ボタンを付けた写真広告をシリーズで展開したFramebridgeは、新規顧客の獲得費用を71%も削減できました。

これらの事例は、広告主がInstagramでできることのほんの一部です。Instagramはこれからも広告のフォーマットやサービスを拡張していきます。世界中のビジネスがInstagramで消費者とつながり、会社を成長させていくのを楽しみにしています。