パナソニック株式会社

日本の大手家電メーカーであるパナソニックは、高級トースター「オーブントースター ビストロ」の新モデルを発売する際に、機械学習に基づいたクリエイティブ分析ツールである「ガンマシグナル」を利用し、最適なクリエイティブを用いたフルファネルのキャンペーンを実施。その結果、旧モデルと比べて売り上げが2倍に増加しました。

ブランドの説明
真に求める暮らしと期待を超える家電製品

1918年に日本で創業したパナソニックは、エアコン、洗濯機、照明器具など、家電製品で有名な電機メーカーです。「A Better Life, A Better World」-より良いくらしを顧客へ提供できるよう追求しています。

2倍

購入数増加 (旧モデルと比較)

16ポイント

広告想起

4.2ポイント

メッセージ想起

改めてInstagramは、いろいろなコンテキストに沿うことができる、日常に浸透したプラットフォームだということを実感しました。単純に突発的なカンバセーションが起こる類のものではなく、お客さまの根底に恒常的にあるワクワクや憧れなどの感情の内側に触れながら、商品への認知・理解を深めていただくことができる場だな、と。今回の取り組みを、他の商品カテゴリーにも広げていきたいと思います。
パナソニック株式会社 富岡 広通氏
目標
新モデルの高級トースター売上の最大化

成長カテゴリーである「高級トースター」市場への新製品ローンチにあたって、パナソニックは、消費者の生活の中でオーブントースターがどのように語られているかを理解したうえで、共感を得られるマーケティングキャンペーンを実施することが、売上の最大化に寄与すると考えていました。

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ソリューション

消費者インサイトに基づくフルファネルのInstagramキャンペーン

同社は消費者インサイトを探る段階からInstagramを活用。過去実績を機械学習によって「利用者がクリエイティブからどれほど関連度を持ったか」を評価する「ガンマシグナル」を活用して、ターゲット消費者をより惹きつけるためのポイントを見出しました。それを生かして、「サクっと、ふんわり黄金比トースト」というクリエイティブコンセプトのもと、Instagram広告フォーマットに最適なクリエイティブを作成しました。

そのうえで、利用者とさまざまなタッチポイントを作り出すフィード広告やストーリーズ広告などInstagramの多様な訴求面を活用し、認知から理解、検討に至るまで、フルファネルのアプローチを採用しました。

このキャンペーンで、ファネル全体を通じてメッセージをすべて見た人は、ブランディングクリエイティブのみを見た人と比較した結果、メッセージ想起が高くなっていました。パナソニックは、フルファネルのInstagram戦略が功を奏し、「好きと欲しい」を以下のように実際のビジネスの成長に結びつけることができました。

  • 16ポイント 広告想起増加
  • 4.2ポイント メッセージ想起増加
  • 2倍 購入数増加 (旧モデルと比較)

データの出典:

出典:Facebookブランドリフト調査 (2020年12月)

出典:Panasonic様の社内データ、旧モデルと比較

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